2021.11.24
冬の養生に。カラダを整える薬膳料理。
年末年始は人と会う機会も多く、街はキラメキ、一年で最も心がワクワクする季節。そして、ごちそうを食べたり飲んだりしながら語り合うのは、とても楽しいひとときですよね。でもごちそうを食べ続けた胃腸はちょっとお疲れ気味ではないでしょうか。そんな冬の時期は、日々の食事で体調を整えてくれる薬膳料理やその知恵を暮らしの中に取り入れてみませんか。 「薬膳料理」とは何でしょう?簡単にいうと食事による養生法のこと。中国の食文化のひとつ「薬食同源(やくしょくどうげん)」という考え方をもとに、食材の効能をよく理解し目的をもって組み合わせると、病気予防や体調改善をすることができるというものです。日本でも広く知られる薬膳ですが、〈聘珍樓〉のアンチエイジング薬膳コースでは、本場の食の叡智が体験できます。本格広東料理を提供する〈大阪聘珍樓〉が、薬膳の魅力を紹介します。 冬の薬膳の基本は、温かい料理で体を温め、内側に潤いを与えること。 薬膳の基本的な考え方に「温熱」があります。寒い冬には、体を温めることが基本養生です。冬の寒さで代謝が落ちやすく、体の機能も低下するので温性の食材を湯気の立つような温かい料理に仕立てます。 また、空気乾燥もきびしく、暖房が入ると室内も乾燥しがち。体の内側に潤いを与えることも大切です。 • 温性の食材:鶏肉、ラム肉、海老、生姜、葱、シナモンなど おすすめの料理:鶏の水炊きを葱や七味などの薬味で食べたり、作り慣れたカレーや餃子にラム肉を使う。 • 体を潤す食材:キノコ類(特に白キクラゲがおすすめ)、牛乳、チーズ、落花生などのナッツ類、豚肉など おすすめの料理:きのこたっぷりのスープ、グラタンやドリアなど 広東伝統の養生スープで体調管理、未病を防ぐ。 11月7日からは立冬に入り、この時期は冬乾燥や冷えによる代謝低下を防ぐこと大切です。〈大阪聘珍樓〉では健康長寿を叶える一手段として滋養に満ちたスープをお召し上がりいただく、聘珍樓アンチエイジング薬膳「プレミアム壺蒸しスープコース」を提供しています。 11月のテーマは、代謝や循環を表す「気血水」の中の「水」。加齢によるインナードライの対症薬膳をコース料理で提供しております。本格的な寒さに備えて乾燥を退け、うるおいバリアを保ち、スープの力で温かく元気に過ごしましょう。
▪ 今月の壺蒸しスープ(烏骨鶏、紅参、ナマコの壺蒸しスープ)(写真) スープの主役となる「烏骨鶏」は優れた「造血作用」を持ち、肺を益して「気」を生み出す作用に秀でています。また生薬食材の「紅参」は疲労回復のほか温熱作用もアップ。「なまこ」はコラーゲンが豊富です。
▪ 海鮮入りミルク炒め(写真) 乾燥の気候だからこそ潤いを保つために、乳製品を積極的に摂りたいものです。具材の帆立には口や喉の渇きを止め、蟹には血を巡らせる効果があります。
▪ 黒豆乳の杏仁豆腐(写真) 南杏仁と、アンチエイジングによい黒大豆から作った豆乳を合わせました。杏仁は、生薬では秋冬に多い乾燥咳を止める薬として使われます。 ○ 聘珍樓アンチエイジング薬膳「プレミアム壺蒸しスープコース」 お一人様 税込 8,800円 ※お二人様より承ります。 ※プレミアム壺蒸しスープは単品でのご注文も承ります。
2006年にオープンした〈大阪聘珍樓〉。個室は最大で17部屋ご用意。宴会場も備えており、ハレの日のお祝いにもよく利用されます。 〈大阪聘珍樓〉の味は “広東料理”。有機野菜や産直海鮮素材をふんだんに使い、素材の持ち味を引き出すために化学調味料や添加物は不使用。味・色・香り・盛り付けるに至るまで、細やかな視点と独創性と研ぎすまされた広東料理を目指しています。
[ 日時 ]2022年 1月19日 (水) 12:00〜 [ 参加費 ]税込 12,000円《予約制》
「現代の未病セミナー」と「未病の養生特別コース」をお楽しみいただける人気の催しです。 セミナー講師:大田ゆう子(国際中医薬膳師・国際中医師)
大阪聘珍樓(中国料理) ヒルトンプラザ イースト 7階 ※ご予約・お問い合わせは TEL : 06-6345-5022
※掲載価格およびサービスは、2021年11月現在のものです。